吉本新喜劇の人気座長、すっちー(43)が5日、大阪市内で、愛知県岡崎市で開かれている「家康公四百年祭」とタイアップした「岡崎版ご当地新喜劇」を発表し、内田康宏岡崎市長に、持ちギャグ「乳首ドリル」をお願いしたが、拒否された。

 会見には、岡崎市の非公認キャラクター「オカザえもん」や、徳川家康没後400年イヤーに、地元で活躍している「グレート家康公『葵』武将隊」も同席。すっちーはまず、オカザえもんの乳首をつついた。

 これを見ていた内田市長は「いろんなバージョンがあるんですね…」と、腰が引け気味。ご当地新喜劇は今月18~24日、大阪・なんばグランド花月で上演され、うち22日には内田市長も出演する。

 出演時に「乳首ドリル」を打診された内田市長は「(武将隊の)家康公が代わりに受けていただけるなら、いいんじゃないでしょうか。私は…来年、選挙がありますので」と、丁重に断った。

 ただ、武将隊は同じ時期に大阪・あべのハルカスで開かれている「岡崎市presentsよしもとお笑いステージ」(18~23日)には、同じ22日に出演しているものの、新喜劇には出演しておらず、市長との共演はなし。

 すっちーが「ワイヤ使って(宙乗りで)まっぱ(真っ裸)でつるされるのは?」と迫ると、「いや…ふんどし一丁はやめてほしい。来年、選挙ですので(笑い)」。肌の露出も拒否し、宙乗りでのPRは「まあ、それは…」と前向きだった。