【米ロサンゼルス15日(日本時間16日)=千歳香奈子通信員】米ウォルト・ディズニー社は、米国内の2カ所で人気映画シリーズ「スター・ウォーズ」のテーマパークを造ることを発表した。ボブ・アイガー最高経営責任者(CEO)が、カリフォルニア州アナハイムで開催中のディズニー最大の公式ファンイベント「D23エクスポ」で明らかにした。

 同地のディズニーランドと、フロリダ州オーランドのディズニー・ワールドの中で新設。オープンの時期は発表されなかった。それぞれ14エーカー(約5万6656平方メートル)の広さで、作品の世界観を忠実に、細部まで再現。レストランではキャラクターの宇宙人が客を出迎え、宇宙船ミレニアム・ファルコンを操縦するアトラクションも建設されるという。アイガーCEOは「観客は本当にスター・ウォーズの一部になることができる」と話した。

 また、新3部作の最終話で、2019年公開予定の「スター・ウォーズ エピソード9」の監督に、米国人のコリン・トレボロウ氏(38)が決まったと発表された。日本で今月5日公開の米映画「ジュラシック・ワールド」も手掛けた新鋭監督。エピソード7にあたる最新作「スター・ウォーズ フォースの覚醒」(12月18日公開)の新たな予告編は公開されなかった。