お笑いトリオ、森三中の大島美幸(35)の夫で放送作家の鈴木おさむ氏(43)が、かつてお笑いタレントのなべやかん(44)が明治大学への替え玉受験で世間を騒がせた事件で、“替え玉”になった人物が自身と同じ放送作家の先輩であることを明かした。

 1991年に同事件で世間を騒がせたなべは、17日放送のテレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に先生として出演。同事件によって、父でタレントのなべおさみが当時のレギュラー番組をすべて降板することになるなどして、一家がどん底におちいったことを明かした。

 鈴木氏は18日に更新したブログで同番組に触れた。19歳のときに放送作家見習いとなった鈴木氏は、最初に入ったラジオ局で、半年先輩の放送作家A氏と出会ったという。そしてほかのスタッフからA氏を紹介された際、「オマエな、Aはな! 明治大学替え玉受験の替え玉のほうなんだぞーー」と明かされたという。

 驚き、耳を疑った鈴木氏。A氏に対して「確かに親を悲しませたかもしれない。迷惑をかけて、人生狂ったかもしれない」と負の部分を想像しつつも、同時に「だけど、結果、それにより放送作家という道を見つけ、歩み出し、まわりに認められ始めていた」として、嫉妬すら覚えたという。そしてA氏の現在については「今でも放送作家さんとして沢山の番組の構成をしています」と、現役で活躍していることを明かした。