俳優のジョニー・デップ(52)と歌手・女優のバネッサ・パラディ(42)の娘のリリー・ローズ(16)が、「Self Evident Truths Project」というプロジェクトに参加し、写真撮影を行った。

 このプロジェクトはアメリカにいる自分自身を100パーセント異性愛者だと定義しない人々を写真に撮るという企画で、1万人を目標としており、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、ジェンダークィア)はもちろんのこと、1パーセントでも同性愛者であると感じるだけでも参加が可能である。

 そして、リリー・ローズがこのプロジェクトに参加したことで、彼女が100パーセント男性だけが好きではないことをカミングアウトしたと各メディアは伝えている。このプロジェクトを企画したアーティストのアイオ・ティレット・ライトはインスタグラムにこのプロジェクトのTシャツを着用しているリリー・ローズをおんぶしている写真をアップして、「ベイビーガールのリリー・ローズをとても誇りに思うよ。彼女はSelf Evident Truths Projectに参加したいと決めたんだ」と投稿し、リリー・ローズが自分のセクシュアリティを広い範囲で感じていると明かした。

 リリー・ローズも現地時間24日に男性と女性と一緒に同プロジェクトの「WE ARE YOU」と書かれたTシャツを着ている写真をインスタグラムにアップしている。

 リリー・ローズはモデルとしてキャリアをスタートし、先月はファッションブランドCHANEL[シャネル]の新広告塔になったことが分かっている。

 これからの将来が期待されるリリー・ローズ。LGBTQのコミュニティーでも大きな影響力を持っていくだろう。【ハリウッドニュース編集部】