桂歌丸(79)が31日、都内で行われた「落語芸術協会夏期研修会」に元気な姿をみせた。

 腸閉塞(へいそく)などで2カ月入院したが、8月11日から高座復帰し、10日間をつとめあげ、「まだつらいね。また食欲がなくなって、38・5キロまで増えた体重も落ちたと思う。医者から太ってくれと言われるけど、無理だと言った。ラーメンもそばも食べる気がしないから、1日3本、コーヒー味やバナナ味の栄養剤を飲んでいる」。

 酸素ボンベが不可欠のため、泊まりがけの地方公演は10月以降になるというが、「仕事しないと食えないからね。来年は『笑点』50周年、私の落語家生活65周年なので、何かやりたいと思っています」と話した。