三上博史(53)主演の舞台「タンゴ・冬の終わりに」(5~27日)の公開稽古が4日、東京・渋谷のパルコ劇場で行われた。

 1984年(昭59)に初演された清水邦夫氏作、蜷川幸雄氏演出の名作舞台の再演で、今回の演出は行定勲氏が担当。突然引退した俳優清村役の三上は「しゃべりっぱなしで大変。せりふが自分と重なってしまう」。

 清村と倉科カナ(27)演じる水尾はかつて恋愛関係にあり、水尾の夫役のユースケ・サンタマリア(44)は「僕にとってみじめな役の集大成です」。竹野内豊(44)との交際報道があった倉科は、「順調ですか」の質問に無言だった。