ソニーミュージックが初めて行った新人発掘グラビアオーディションの最終選考会が13日、都内で行われ、愛知県の高校2年、加藤凪海(ななみ)さん(16)がグランプリに選ばれた。

 5月末から募集を行い、1560組の応募から5組がこの日のファイナルステージに進出。加藤さんが頂点を極めた。

 B78-W62-H88センチの均整の取れたボディーはダンスで培った。小5から5年間、ジャズダンスなどを習ってきた。高校に入学してからはダンスを辞めて、学校の放送部に所属し、ボランティア活動にも熱を注いでいる。

 目標にするタレントは平愛梨で、「だれからも認められるグラビアアイドルになりたい」と目を輝かせた。自慢の美脚は「毎日、お風呂でマッサージをしている」効果だという。

 グランプリ特典として、ソニーミュージックが芸能界デビューに向けてサポートをし、ワニブックスが発行する雑誌で来年にグラビアデビューする。

 審査の中で、加藤さんは「私の名前『凪海』は、静かな海のように穏やかに育て欲しいと名付けられました。しかし、私の中の好奇心や探求心はいつも大波のように押し寄せています」とあいさつした。

 この日、自分の力で芸能界という大海原に1歩踏み出すきっかけを作った。