米俳優キアヌ・リーブス(51)が30日、都内で行われた主演映画「ジョン・ウィック」(10月16日公開)のジャパンプレミアに出席し、舞台あいさつを行った。キアヌは「みなさんこんばんは」と日本語であいさつ。さらに「アクション満載の映画。柔道あり柔術あり、ガンアクションありの新タイプのアクション。監督はガンフーと命名しました。カーアクションもあってカーフーです」とPRして観客を笑わせた。

 柔道の技が登場することから柔道で五輪3連覇の野村忠宏氏がゲストで登場。野村氏は「映画で見てきたキアヌさんを目の前にして、こんな緊張はなかなかないです。ぶるぶるしています」とあいさつした。また、キアヌの柔道の技に「上手でした。相当練習したと思う」と絶賛し、キアヌに黒帯をプレゼントした。続編に使える柔道の技も紹介。キアヌに大外刈りを教えていた。

 キアヌは劇中の柔道は素晴らしい先生のおかげとし、指導者としてなど、続編に「参加していただけるなら光栄」と語った。野村氏は「リップサービスとしてもうれしい。次回作の撮影が終わったと聞くまでは体を鍛えておきます」と語った。

 作品は伝説の殺し屋がマフィアと対決する姿を描くアクション映画。