先月28日に女優吹石一恵(33)と結婚した歌手で俳優の福山雅治(46)が、翌29日にフジテレビ系音楽バラエティー特番「ウタフクヤマ」(4日午後11時15分、11日午後11時45分の2回放送)の収録に臨み、結婚後初仕事を行っていたことが30日、分かった。番組内では直接結婚について触れなかったが、収録前、小室哲哉(56)ら共演者やスタッフからも祝福され、終始ハイテンションだったという。

 「既婚者福山」が、早速始動した。リリー・フランキー(51)が店主を務めるスナックを舞台に、メーンキャストの福山をはじめ小室、桐谷健太(35)らが集い、酒を酌み交わしながらトーク。96年1月放送の同局系音楽番組「TK MUSIC CLAMP」以来約20年ぶりに共演した福山と小室が初めてセッションしたり、小室が「ちょっと楽屋で書いてきた」という歌詞に、福山が即興で曲を付け「新曲」が誕生したりするなど、福山自ら「奇跡の番組が誕生しました!」と自画自賛する内容だ。

 関係者によると、収録前には、小室ら共演者たちが個々に「結婚おめでとうございます」と福山を祝福したという。本番中には福山の結婚については触れられなかったが、収録に立ち会った関係者によると、福山は終始ご機嫌な様子で、次々と会話が展開していったという。

 福山の冠テレビ番組は、02年放送の同局系「福山エンヂニヤリング」以来13年ぶり。以前から、同局からメーンキャスト番組のオファーを受けていた福山が、「お酒を飲みながら楽しい会話がある中で、セッションしたり、アドリブで歌を作っていく企画なら」と快諾して実現した。収録後「しゃべるように歌が始まり、笑うように楽器が始まるような、瞬間瞬間が見どころ」とアピールしている。