柔道家の篠原信一(42)が8日、東京・スタジオアルタで行われた米映画「ダイバージェントNEO」(ロベルト・シュベンケ監督、16日公開)公開直前イベントに参加した。

 ダイバージェント=異端者代表として起用された篠原は、箱の中に入っているものを当てるコーナーで、英国で開催中のラグビーW杯で日本代表をけん引するFB五郎丸歩(29=ヤマハ発動機)が、ペナルティーゴール(PG)を蹴る前に集中する時の、独特のポーズをまねて挑み、1回目の犬のぬいぐるみ、2回目のナマコと連続で正解した。

 さらに会場中央に置かれた壁を突き破り、柔道の受け身を決めて見せた後「俺は亭主関白だー!!」と気合を入れ、「アクション俳優になりたい」と強い意欲を見せた。ただ、箱に手を入れた際、ビビっていたことを引き合いに、取材陣から「意外に気が小さい。アクション俳優になれるのか?」と聞かれると、「アクション俳優は、箱に手は入れないでしょ? カエルやヘビを想像しちゃった。かみつかれる感じがある。ヌメヌメ系もネバネバ系も嫌い…食べるのは好きだけど」と苦笑した。

 アクション俳優志望について聞かれると「トレンディードラマも、ラブシーンもいけますよ!! (キスの前は)リップ塗って、歯もシュッシュ(きれいに)してね。ラブシーンは多くしたい。NG、NGで長くやるのがいい」と言いたい放題。「奥さんに聞かれたら、まずいのでは?」と突っ込まれると、「洗濯やトイレに行った時に(映像が)流れてほしい」と苦笑した。