歌手ジャスティン・ビーバー(21)が、ラジオのインタビューとテレビ番組のパフォーマンスを中断したことが分かった。

 ジャスティンは現地時間11月13日にリリースする新アルバム「Purpose」のプロモーション中で、現地時間28日にスペインのラジオ局「Los 40 Principales」でインタビューを行った。最初は笑顔だったジャスティンであるが、スペイン語が飛び交う中で疲れた様子に。ジャスティンは「素晴らしいアーティストの裏には素晴らしい女性がいるものよ」と言われると「女性はいないよ」と答え、嫌そうであった。最後に「Break the internet(インターネットを壊す)」という企画を行うと言われ、ネット上で話題になるために協力してほしいと尋ねられると、「やろうよ」と答えて立ち上がり、スタジオから出て行ってしまった。ラジオのDJたちが「行かないで、ジャスティン」と呼んでも振り向くことはなかった。

 そして、それから24時間もたっていない現地時間29日、ジャスティンはノルウェーのオスロでテレビ番組のためにパフォーマンスを行う予定であったが、そこでも退出してしまう事態に。ゴシップサイト「TMZ」がその時の動画を公開していて、ジャスティンはステージの前方で床を拭こうとしている時に、ファンに向かって「何しているの? やめてって言ったよね。君たち、ねぇ、聞いて! 床を拭こうとしているんだよ。少し時間をくれ」と言うが、ファンはジャスティンが近くにいることに興奮し、手を出して邪魔してしまうことに。ジャスティンは「もういい。終わりだ。僕はショーをやらない」と言って会場から出て行ってしまった。

 ジャスティンはこの出来事について、インスタグラムに「残念なことに僕にとって荒れた一週間だったよ。長い寝れない日々だけど、彼らの言うようにカメラやファンのために“オン”でいなくてはいけないんだ。いじわるするつもりだったわけではなくて、前列の人々が話を聞かなかったことでショーを終わらせることにした。僕がどんな状況から来たか理解してくれることを願っているよ」とつづり、自分も人前でうまく返すことができるように努力していると明かした。さらに「後ろの席にいた人々に対して申し訳ないと思っています。がっかりさせてしまったすべての人に申し訳ないです。テレビ(番組)のみなさんの時間を無駄にしてしまってごめんなさい。次のツアーで埋め合わせをします」と投稿している。【ハリウッドニュース編集部】