コント日本一を決める「キングオブコント2015」8代目王者となったお笑いコンビ、コロコロチキチキペッパーズが23日、京都府の「南山城村PR大使」に就任した。

 同村はボケ担当のナダル(30)の故郷。イベント「2015むら活き生きまつり」に参加し、ステージでPR大使の委嘱状を受け取ったナダルは「地元の皆さんも優しくて、村を盛り上げる役を任命されたのでうれしかったですね」。委嘱期間が3年間となる大役には「期間限定ということには驚きましたけど(笑い)。急にテレビに出ないようになったら、急に捨てられるってことがないように、がんばります」。優勝後は出演依頼が殺到するなど絶好調だが、自らのギャグ「やっべぇぞ」と同様に危機感? を強めた。

 ステージでは卓球ネタも披露し、会場をわかせた。相方の西野創人(24)は「(ナダルが)南山城村の人に愛されているなと感じた。僕も村の皆さんが大好きになった」と笑顔を見せた。

 ナダルはキングオブコントの優勝賞金1000万円の一部を使って故郷で凱旋(がいせん)ライブを計画中だ。「いまはスケジュールがパンパンなので、余裕ができたら南山城村のやまなみホールでやりたい」と地元住民に宣言した。今後のPR大使としての活動について「ちょこちょこイベントがあるので、そこで村の良さを伝えられたらと思います。伝えてほしいことを村の方から言ってもらえたら、そこから積極的に伝えたい」と意気込んだ。