美川憲一(69)が一方的に独立をしたとして、前所属事務所から約2億1000万円の損害賠償などを求められている控訴審の第1回口頭弁論が25日、東京高裁で行われ即日結審した。

 1審は美川側が全面勝訴していた。前所属事務所は控訴理由書を提出し、美川側は控訴答弁書を提出。美川はその中で「芸能活動に早く専念したい」と訴えているという。この日は裁判官から和解の意思確認があったが、美川側に金銭を支払う意思はなく、前所属事務所側も金銭の支払いがない和解はあり得ないとした。判決公判は来年1月26日。