大みそかの「NHK紅白歌合戦」の司会者が26日、同局で発表された。紅組司会を綾瀬はるか(30)、白組司会をV6井ノ原快彦(39)が務め、総合司会を黒柳徹子(82)、有働由美子アナウンサーが務める。

 綾瀬の司会は2年ぶり、井ノ原は初めて。前回の司会では、かみまくり、とちりまくりのキュートさが話題になった綾瀬は、この日も自然体。前回の嵐との司会を「5人だったので『まぶしい!』という感じだった」と振り返り、井ノ原について「優しそうなお顔。気が楽です」と大笑い。井ノ原から「綾瀬さんは、誠実であったかくてまっすぐなイメージ」と評されると「はい。そのように取り組んで参ったつもりなんですけど」と爆笑し、早くも息ぴったりの雰囲気だった。

 今回の司会プランについて綾瀬は「前回の経験をふまえて、いろんなことに臨機応変に」と語り「素早い判断力!」と力強く語った。

 井ノ原は初司会について「去年は司会の嵐を後ろから見ていて、こんなに夢みたいな世界があるんだと。ここの世界に行くんだなと、感動があった」。大勢のマスコミが集まる会見場の雰囲気に「やっぱり紅白は特別な舞台だと実感した」と話した。V6のメンバーも喜んでいるという。「やったじゃーん、と喜んでくれてうれしかった」と話した。