歌舞伎俳優市川海老蔵(37)が、これから自身が歌舞伎史上初めてのことを成し遂げるとして、喜びを示した。

 海老蔵は今月30日から来月26日まで、京都四條南座で開催する「吉例顔見世興行」に出演し、片岡愛之助(43)らとともに「勧進帳」などを上演する。

 海老蔵は“市川海老蔵”として11代目だが、実は長い歴史の中で、“市川海老蔵”が京都で「勧進帳」を約1カ月という長期間演じるのは初めてのことらしい。

 海老蔵は28日にブログで、「私も今朝知り驚きました。つまり市川宗家として京都で海老蔵が勧進帳を一か月勤める事は過去になかったという事です。意外でした!!しかし光栄。私が初なので笑」と明かした。史上初の偉業に海老蔵は「すこしずつ御先祖様に喜ばれる海老蔵になれるように精進いたします。気合いはいるなー」と意気込んだ。