藤原紀香(44)が29日、東京・銀座通りでスタートしたイルミネーション「ヒカリミチ2015」点灯式に、豊満な胸と体のラインを強調した紫のロングドレスを着て登場した。

 クリスマスシーズンも迫る中「自分へのご褒美も大事ですが、お世話になった人、家族、大切な人だったり、プレゼントを買っているのは、至福の時間だな、と思います」と片岡愛之助(43)への愛情をにじませた。取材陣から「彼氏と来ますか」と聞かれたが、笑顔で受け流し、「イルミネーションは美しいし、癒やされます」と答えた。

 「ヒカリミチ」は今年で5回目で、今回は街頭の209本の木がシャンパンゴールドのイルミネーションに包まれる。紀香は「20数年前に兵庫から東京に出てきました。銀座は、おしゃれして、いつもより高いヒールをはいて行きたいな…という思いは変わらない。デパートも大好きですし、路面店も」と銀座への強い思い入れを語った。

 東北からイチイの木4本も持ち込まれ、東日本大震災の被災地・東北の復興支援を目的とした募金箱も設置され、義援金は日本ユネスコ協会連盟に寄付される。紀香は「先週も福島で知事とお話ししました。福島だけでも10万人の方が仮設住宅にお住まいです。日本に住む者として、忘れてはいけない。心のどこかに、ふるさとに帰ることが出来ない方がいらっしゃるのを頭に置くのは大事。国民の1人として続けたい」と、銀座を行き交う多くの通行人に向かって東日本大震災復興支援への熱い思いを訴えた。