歌舞伎俳優の市川海老蔵(37)が30日、琳派を代表する俵屋宗達の「風神雷神図〓(尾の毛が併の旧字体のツクリ)風(びょうぶ)」をモチーフに映画「スター・ウォーズ」の登場キャラクターを描いたびょうぶがお披露目された京都市東山区の清水寺を訪れるも、時間が間に合わず「みたかった…」と残念がった。

 映画「スター・ウォーズ」の12月の新作公開と琳派誕生400年を記念して、画家山本太郎さん(41)が制作したびょうぶ。縦約1・7メートル、横約1・5メートルで、ヒロインのレイを風神に、悪役のカイロ・レンを雷神にそれぞれ見立てた。武器のライトセーバーを持つなど、迫力のある仕上がりとなっている。

 展示は12月8日~15日の予定だが、30日に報道陣向けにお披露目された。

 海老蔵は同日、京都を訪れたことをブログで報告。平日にもかかわらず多くの観光客で賑わう街の様子を写真で伝えた。その後、お披露目会場までたどり着いたが、「頑張っていきましたが…時間がニアミス…チーン」と間に合わなかったらしく、「みたかった… 覚醒。したかった…」と悔しがった。