梅本静香(22)が12日、東京・池袋シネマロサで行われた映画「W~二つの顔を持つ女たち~」(藤田真一監督)初日舞台あいさつに参加した。

 この日、梅本をはじめ主演の加弥乃(21)多岐川華子(27)桜のどか(25)森下悠里(30)に、今年を漢字1字で表すとしたら? とお題が出た。

 梅本は「新」と書いた。「今年はお仕事面で映画に出たり、フルマラソンを走ったり、ファッションショーに出たり、ゴールデンのバラエティー番組に出たり、新しい生活のように良い経験ができた」と語った。マラソンについて聞かれると「東京ガールズコレクションのランニングチーム(『東京ガールズラン』)に入れていただき(11月15日の)金沢マラソンで3時間57分35秒でした」と明かした。フルマラソン初挑戦の女子としては驚異的な記録に、森下も「すご~い!!」と、あぜんとしていた。

 「W~二つの顔を持つ女たち~」は、東京・六本木のガールズバー「W Lounge」で働く女性たちが、探偵という別の顔を持ち、女の武器を最大限に使って女性の敵を打倒し、事件を解決する“和製チャーリーズ・エンジェル”的な物語。「W Lounge」は映画のコラボ店として実在し、森下が同店で働くキャストを含めて店のプロデュースを行い、映画のキャスティングもプロデュースした。

 藤田監督は、北村龍平監督の「VERSUS-バーサス-」(01年)に撮影監督のカメラオペレーターとして参加し、長編映画の監督に初挑戦した。撮影は3月に行ったが「離婚調停真っ最中(の撮影)だったので、思い入れがあります」と苦笑いした。司会に「(監督が)女性の敵では?」と突っ込まれると「調停してたんで」と笑った。今年の漢字を聞かれると「二」と書き「離婚しまして…2度目の人生です。実は20代後半に長編映画監督デビューしかけて、クランクイン3日前に(企画が)ポシャったこともある(ので、2度目の挑戦)」と、自虐的に語っていた。