ファンキーモンキーベイビーズの解散後、実家の寺を継ぐため修行に入ったDJケミカル(33)が、ジャケット写真限定で復活したことが13日、分かった。来年1月25日に3作同時リリースされるファンモンのメジャーデビュー10周年記念ベストアルバム「LOVE」「YELL」「COMPLETE BEST」の各ジャケット写真を飾る。

 ファンモンは13年6月の東京ドーム公演をもって解散。音楽活動にピリオドを打ったケミカルは、すでに実家の寺で僧侶をしている。ケミカルは全アルバムのジャケット写真を飾っていたことから、制作側がオファー。ケミカルは10周年だけに「お世話になったファンの皆様へぜひ!」と快諾したという。

 撮影は先月中旬、これまでのアルバム写真同様、地元、東京・八王子の浅川河川敷で行われた。過去の作品同様、ケミカルが帽子をかぶったスタイルを踏襲した。スタッフは「自分はタンクトップ姿なのに、『寒くないですか?』とスタッフに声をかけるなど、やさしさ、気配りは変わっていなかったです」と話している。

 ケミカルは「皆さんお久しぶりですね。ご機嫌いかが? おいどんは相変わらずニヤニヤ、ブツブツしながら生きてますよ。音楽とは色あせないもので、いまだに多くの皆さんに聴いてもらっているようで、うれしゅうございます」とコメント。ソロ歌手になったファンキー加藤(36)は「住職として働いている状況下でジャケット撮影をしてくれて本当に感謝しています! ちょっと老けたかな~(笑い)」。活動休止中のモン吉(36)は「ケミちゃん再びジャケット撮影ありがと~。少し太ったかな~?」。2人もケミカルの写真限定復活を喜んだ。