フジテレビは15日、中村吉右衛門(71)主演の時代劇「鬼平犯科帳」シリーズの終了を発表した。

 計150作目となる来夏撮影の作品が最後となる(17年放送予定)。今月18日には「鬼平犯科帳スペシャル 浅草・御厩河岸」(午後9時)が放送。89年7月から連ドラとして初めて放送され、連ドラ9シリーズ、スペシャル11作の計148作で平均視聴率15・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。92年5月の「密偵たちの宴」の23・6%が最高。同局は、故池波正太郎さんと原作のエピソードに忠実に作る約束をしていたが、ほとんどが映像化されたため終了となる。