20日に放送された「下町ロケット」(TBS系)最終回の瞬間最高視聴率が25・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが21日わかった。平均視聴率(同調べ)は22・3%で今年の民放ドラマの最高を記録した。

 瞬間最高視聴率を記録した場面は、「ガウディ」と名付けた人工弁の少年への手術が行われる場面。人工弁を装着した心臓が再び動きだし、医師の今田耕司の「(手術)成功です」の声とともと阿部寛が右手で力強くガッツポーズする。そこから再びロケットの打ち上げへと続く場面だった。

 下町ロケットは、これまで平均視聴率で今年の民放ドラマ最高の20・4%を記録していた。また、多彩な配役も話題をあおった。

 最終回前にはTBSも特集や再放送で番組宣伝を繰り広げたが、それも奏功しロケット並の噴射でそれを上回る急上昇を見せた。