解散が明らかになった人気グループ「SMAP」が大使を務める大阪・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)広報室は13日、当面は大使依頼を継続し、経緯を見守る姿勢を打ち出した。

 SMAPは14年春に大使に就いており、USJでは「広くパークの魅力を伝えてもらう」ことを期待してきた。同担当者は「現状では、こちらからとくに急いて『どうなんですか』と、事務所さんに問うものでもないし、何らかの正式なお知らせなり、発表があれば、その際に考えたい」とし、今後も騒動を静観し、大使としての肩書は続けてもらう意向だ。

 ただ、この日までに、事務所側から、こういう事態になったという報告はあったようで、詳細には「お答えできません」とした。

 また、契約期間についても「言えない」としたが、一般論として「普通こういった契約は1年とか数年とか、当初から決まっているもの。そうではないと、お互いにプレミア感も出ないですから」と話した。

 今後の契約は、当初の契約期間の任期と、まだ未定のままになっている解散時期の兼ね合いを見つつの判断になりそうだ。