SMAPは1990年代後半にも解散説が流れたことがあった。当時うわさになったのは木村拓哉の独立問題。96年、初の個人写真集がジャニーズ事務所がタッチせず、木村の親族がかかわる形で制作されたことなどから「個人事務所を設立し独立」「大手プロダクションに移籍する」などの情報がまことしやかに流れた。

 報道はその後も相次いだため、98年9月、東京ドーム公演初日に5人全員で会見。100人以上の報道陣が集まる中、中居が「SMAP結成から10年。力尽きるまでやっていきたいと思ってます。5人が同じメンバーでいられることに、神様に感謝したい。これからも一緒にできることを幸せに思います。来年のコンサートも絶対あります」と、解散をきっぱり否定。木村の独立のうわさを、中居ら他メンバーが一蹴した形だった。