NEWS加藤シゲアキ(28)が18日、都内で原作を手掛けた映画「ピンクとグレー」のトークセッションを行った。行定勲監督(47)と同映画の大ファンという漫画家ひうらさとる氏と3人で実施した。

 同映画は、9日公開で早くも21万人を動員し、興行収入2億7000万円を突破している。

 自分の初小説が映画になったことに、「すごくよろこびを感じる」と話す一方で、原作から離れた映像の世界に「戸惑いもあった」という。

 試写を見た直後も「何と言っていいのか、言葉が見つからなかった」と振り返った。小説と映画は別作品と割り切り、「行定監督の思う『面白いもの』をやってください」と言ってはいたが、映像の力にあらためて衝撃を受けた。

 原作を書く際には出版の予定さえなく、「一生に1度の記念」と思っていたという裏話を明かし、執筆は「『降ってくる』というと格好良すぎるけど何かある」「初期衝動と熱量が大切」などと話した。