フジテレビの「カトパン」こと加藤綾子アナウンサー(30)が4月末をもって退社することを22日、同局が発表した。加藤アナはこの日「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)で、4月1日に同番組を卒業することを自らの口で明かした。卒業と退社はこの日、日刊スポーツなどが報じた。08年の入社から約7年半、「めざまし」など早朝番組に出演してきた加藤アナは同局を通じ「ここで少しゆっくりと日常を歩んでいきたいと思いました。これからは、在籍中に培った経験をもとに新しい道を切り開いていきたいと考えています」とコメント。「今が一番納得のいく時期だと感じております」とした。

 「めざまし」では「あと2カ月ちょっと、4月1日まではこれまで通り頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします」と、笑顔で明るくあいさつ。「頑張ります」と小さくガッツポーズを作った。関係者によると退社後、篠原涼子らが所属する芸能事務所、ジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属。同社は今回、加藤を受け入れるためにアナウンサー部門を立ち上げるという。

 フジテレビによると、退社後も、現在担当している「ホンマでっか!?TV」「お~い!ひろいき村」「クイズやさしいね」には引き続き出演予定。関係者によると、4月改編で終了する、午後1時台の同局「ごきげんよう」や昼ドラマの枠でスタートする見込みの生放送の情報新番組司会にも加藤アナの名があがっている。フリー転身後も“フジのエース”を維持する可能性もある。