「第2回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」(オリコン)の各賞が29日、発表され、作品賞にTBS系「下町ロケット」が選ばれた。

 昨年10月期に放送された地上波ドラマ28作品の中から選ばれた。伊与田英徳プロテューサーは「池井戸潤先生の原作、八津弘幸さんの脚本、そしてキャストの皆さま、スタッフ、協力していただいたすべての方の力が結集して制作できた結果だと思います。技術者が主人公という、ドラマとしては難しいテーマでしたが、多くの方に楽しんでいただけたことがとても光栄です」とコメントした。

 各賞受賞者とコメントは以下の通り。

【主演男優賞】浜田岳(テレビ東京系「釣りバカ日誌」)「国民的映画、ましてや大先輩の西田敏行さんが長年育ててきたキャラクター。とてもプレッシャーがありましたが、スーさんとプレッシャーを楽しみに変え、かけがえのない3カ月になりました」

【主演女優賞】新垣結衣(日本テレビ系「掟上今日子の備忘録」)「関わった作品、役を好きになってもらって評価していただけるのはとてもうれしいです。一見、非現実的なこのキャラクターをどのように感じてもらえるのか、初めは少し不安もありましたが、セットや音楽、演出、キャストのおかげで違和感なく存在することができました」

【助演男優賞】滝藤賢一(NHK「破裂」)「このような賞は無縁だと思っていたので、とても光栄です。佐久間という役は魅力的なシーンがたくさんありました。すさまじくもエネルギッシュな現場でした」

【助演女優賞】菜々緒(フジテレビ系「サイレーン」)「大変光栄です。こんなに支持される悪役なんて今までにいたでしょうか。主演を食うつもりの意気込みと、絶対嫌われるだろうなという覚悟で臨みました。観てくださった方の記憶にこれほど印象を残せたことをはすごく自信になっています」

【脚本賞】石井裕也(TBS系「おかしの家」)「深夜ドラマを評価してくださったのはもちろん、スルーせずにちゃんと観てもらえたことがうれしいです」

【新人賞】浜辺美波(フジテレビ系「無痛~診える眼~」)「せりふが少なく視線でのお芝居が多い役でした。周りの皆さまのおかげで最後まで演じることができました」