韓国5人組女性アイドルグループのCRAYON POP(クレヨンポップ)が1月31日、初の日本ライブツアー最終公演を東京・サイエンスホールで行った。

 上半身が白に赤のミニスカート姿で登場。定番の白のジャージー姿も披露し、代表曲「BAR BAR BAR(パパパ)」や最新シングル「Dancing All Night」など、アンコールを含めて全19曲を歌った。昼夜2公演で計800人のファンを楽しませた。

 曲間の質問コーナーでは、客席から「アンコールの掛け声は何がいいか」と聞かれ、グンミ(27)は「皆さんが『アンコール、アンコール』と呼んでくださって、感謝しているんですが、申し訳ない気持ちになる。私たちは着替えているので、その時は静かにしていてもいいんです。状況は理解しています」と笑顔。ソユル(24)は「トイレに行きたい人は、行っても大丈夫」と続けた。

 16曲目の「1、2、3、4」を歌った後、アンコールに応えて5人が再び登場するまでの時間は、約8分間。その内の3分以上、照明が薄暗いままで客席は沈黙するという珍しいアンコールになった。熱心なファンが曲中のコールを断続的に叫び、5人は笑顔でステージに戻ってきた。

 ウェイ(25)は「皆さんのおかげで雰囲気がいいライブになりました。ありがとうございました。これからも日本の活動を頑張ります。たくさん愛してください」と訴え、拍手を浴びた。ツアーは29~31日に名古屋、神戸、東京で計5公演を行い、計1800人を集めた。