米国時間の4日、新たに生まれ変わった米男性誌プレイボーイの表紙がソーシャルメディアで公開された。今年で創刊63年目を迎える同誌は昨年10月、ヌード写真の掲載を停止すると発表し、一つの時代に終わりを告げた。

 12日に発売となる同誌3月号は、従来、多用してきたヌード写真から、セクシーな水着写真への移り変わりを初めて示すものとなる。米ピープル誌電子版によると、今月号のテーマは「ソーシャルメディア」で、表紙を飾っているのは、ソーシャルメディアを通じ一躍有名になったモデルのサラ・マクダニエル(20)。水着姿のマクダニエルが、ボーイフレンドにスナップチャットでセルフィー写真を送っているような状況設定になっている。

 この他、大作家アーネスト・ヘミングウェーのひ孫、ドリー・アンダーソンのパンティとシャツ姿のセクシーショットも掲載されているという。プレイボーイ誌によると、写真は一切、修正されておらず、大々的に修正を行ったモデルたちの写真を使用していた時代からの脱却を図るという。(ニューヨーク=鹿目直子)