俳優の伊勢谷友介(39)が、世界保健機関(WHO)が喫煙シーンのある映画やドラマを「成人向け」に指定するよう各国政府に勧告したとの報道を受け、エンターテインメント作品の将来を憂えた。

 WHOの勧告は、喫煙シーンが若者の喫煙を助長している、としたもの。

 伊勢谷は自身が出演した昨年11月公開の映画「劇場版 MOZU」で喫煙シーンが問題視された際、ツイッターで「映画の空気や、キャラクターのバックグラウンドを作る小道具捕まえて社会的な是非とか、本当に無駄だと思う。悪役の言葉使いが悪いとかと同じ範疇の話」「論点が違うのよ。映画の小道具責めてもしょうがない。タバコが嫌いなのを映画に当てつけてる」と反論していた。

 そして今回のWHOの勧告に、「喫煙シーンだけじゃないよ。血が出るとダメってのもある。時代劇で人が切られても血が出ないんだ」と実情を示し、「恐ろしい」と嘆いた。