ファン待望の「スター・ウォーズ/エピソード8」の製作が、いよいよ開始したことがわかった。米エンターテインメント・ウィークリー誌電子版によると、ウォルト・ディズニー社CEOのボブ・アイガー氏が最近、同社の四半期収支報告で、ライアン・ジョンソン監督がすでに「エピソード8」の撮影に入ったと投資家たちに明かしたという。

 記録的な大ヒットとなったシリーズ7作目「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」に続き、レイ、フィン、ルークの冒険が描かれる8作目は、今年1月にクランクインする予定だったが、同映画の公開日が2017年5月から12月に延びたのと同時に、撮影も延期された。

 同サイトによると、アイガー氏は投資家たちに、「このフランチャイズを将来に向けて推進するためには、優れた製品を作り出す以外に道はない」と語ったという。同氏はさらに、映画「ジュラシック・ワールド」で知られるコリン・トレボロウ監督による「エピソード9」の製作も、すでに開始したと明かしたらしい。同作は2019年公開予定となっている。

 同氏はさらに、「スター・ウォーズ」シリーズ主要9部作を補完する単発の実写映画スピンオフ・シリーズの第1弾「ローグ・ワン:ア・スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)」が、実質的に完成したことも明かしたという。同作は2016年12月16日公開予定となっている。(ニューヨーク=鹿目直子)