気になる静岡県テレビ局のアナウンサーを紹介する連載「静岡アナ 気になリスト」。Daiichi-TV小野沢玲奈アナ(27)の「その3」です。自他ともに「仕事が大好き」を認める入社5年目ですが、プライベートにも動きがあるようです。

 -報道キャスターでお忙しそうですが、休みはどう過ごしていますか

 大学4年の5月、採用試験前日にお邪魔したおでん店に行ったりします。静岡市(葵区)の青葉横丁にある「ききょう」です。店主のお母さんは、当時からずっと応援してくれています。いつも「news every. しずおか」を見ていただいて、「私が、あなたの静岡での最初を知っているのよ」と言ってくださいます。本当にありがたいです。

 -同僚の方々と出かけることは

 あります。本当に仲がよくて、この冬は(静岡市の)梅ケ島にしいたけ狩りに行きました。一緒に番組を担当している徳増ないるアナ、伊藤薫平アナや、永見佳織アナ、柴田将平アナと。先輩の徳増さんとはこの前、3食一緒だったり、仕事とプライベートの境目がないですね(笑い)。私、「仕事が趣味」みたいなところがあって、人間関係もそうで、会社の方も「おまえが仕事が好きなのは分かっているよ」と言ってくださいます。

 -入社5年目の27歳。直球で聞きます。ご結婚の予定は

 この質問、来ましたね。フフフ。

 -ありそうですね

 ウフフフ。う~ん、しゃべらないぞ~。ウフフにしておいてください。

 -同期の西山加朱紗さんは昨年、結婚してフリーアナに転身していますが

 私はこの会社で働きたい気持ちはあるんですけどね~。何とも言えない感じです。女性が結婚しながら働くことは、たくさんのハードルがあると思うんですけど、今後はそういうところを取材していきたいと思います。自分がリアルな年齢になってきましたので。この前も、同年代の働く女性から、お手紙をいただきました。私が番組で担当しているコーナー「いまドキッ!」をご覧になっている方でした。

 -ところで、ご兄弟はいらっしゃいますか

 弟がいます。大学4年。春から小学校の先生です。

 -すばらしい。ご自身は、アナウンサー以外の仕事に興味は

 私はまだまだアナウンサーをしていたいです。半人前にも届いていないので。ただ、振り返ると、両親からは「人の役に立てる人になりなさい」と教育されてきました。で、中高生のころは「医者になりたい」と思い、その前は「日本を良くしたい。衆議院議員になりたい」と文集に書いていました。

 -おっ、キャスター出身議員もいます。立候補、遅くはないですよ

 フフフ。もう、そんな野望はないですよ(笑い)。【柳田通斉、鈴木正章】(おわり)

 ◆小野沢玲奈(おのざわ・れいな)1988年(昭63)5月22日、東京生まれ。明大農学部生命科学科卒。11年4月に入社。担当番組は「news every.しずおか」。趣味は「肌、髪、爪をきれいに整えること」。血液型B。