中国で活躍していた俳優矢野浩二(46)が、今後、日本に拠点を移して活動をすることになり、22日、都内で、会見を行った。00年の中国ドラマ「永遠の恋人」に初主演以来、中国を拠点にドラマや映画、バラエティーで活躍。13年には米ニューヨーク・タイムズに「中国で最も有名な日本人俳優」と紹介され、昨年は日中の相互理解促進に貢献したと、外務大臣表彰を受賞している。

 矢野は「中国に行く前からいつか日本で活動したいという夢があった。中国では日本の文化、映画が大好きな若者がたくさんいて、そんな人たちの姿を見ているうちに日本で活発に活動したい思いが強くなった」と日本に軸足を置く理由を説明した

 今後の活動には「何でも幅広く。基本は日本で、機会があれば中国でも。フットワークを軽く、グローバルにやっていければ」。また「気になる人が1人いる。中国に最近進出している。かなりライバル心を燃やしていて、危機感を抱いています」と紹介すると「ライバルはくまモンです」と語った。矢野は4月スタートのテレビ朝日系ドラマ「警視庁・捜査一課長」への出演も決まっている。