米映画「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の劇場公開が今月25日に終了することが1日、決まった。シリーズ第7作にあたるこの作品は、昨年12月18日に封切られ、公開45日間で興行収入100億円を突破した。先月28日時点で観客動員は715万5969人、興収112億1247万円に達した。

 関係者によると、従来の2D、3Dに加え、匂いや風も加えた体感型の「4DX」など5種類の上映方式でリピーターが多かったこともヒットにつながった要因という。

 またこの日、次回作「スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)」の日本公開日が来年12月15日に決定した。先月15日から英国のパインウッドスタジオでクランクインしており、ヒロインのデイジー・リドリー(23)をはじめ、マーク・ハミル(64)キャリー・フィッシャー(59)ら「フォースの覚醒」に続く出演者のほか、新たにベニチオ・デル・トロ(49)ローラ・ダーン(49)といった個性派が加わっている。

 メガホンはライアン・ジョンソン監督(42)が取っている。05年の長編デビュー作「ブリック」がサンダンス映画祭審査員特別賞を受賞した新進気鋭の監督。「フォースの覚醒」のJ・J・エイブラムス監督が製作総指揮の立場で参加している。

 明らかにされているのは「フォースの覚醒」のラストから続くリドリーがハミルにライトセーバーを渡すシーンのみだ。公開までの1年10カ月、熱狂的なファンの間で再びさまざまな臆測を呼ぶことになりそうだ。