10周年記念ツアー最終日の5月1日から無期限の充電期間に入るKAT-TUNの初ベストアルバム「10TH ANNIVERSARY BEST “10Ks!(テンクス)”」(22日発売)にスガシカオ(49)が書き下ろし曲を提供したことが7日、分かった。06年3月22日に発売されたKAT-TUNのデビューシングル「Real Face」の作詞を手掛けて以来ちょうど10年ぶりの曲提供となる。B’z松本孝弘(54)が作曲を担当した同シングルはミリオンセラーを達成。同年のオリコン年間シングルランキング1位となり、同グループの人気を決定づけた曲となった。関係者によると、スガとの再タッグは、メンバーの強い希望で実現したという。

 スガが今回作詞・作曲を手掛けたのはバラード曲「君のユメ 僕のユメ」。壮大なスケールを感じさせるメロディーも印象的だが、歌詞も工夫が凝らされている。「Real Face」に登場した「ギリギリ」「このナミダ・ナゲキ↑」「デカイ×セカイへ」といった言葉が再び使われており、ファンにとって思い入れの強い曲となりそうだ。

 メンバーの亀梨和也(30)は「とても感慨深く、感謝の気持ちでいっぱいです」と話しており、「さまざまな出来事があったこの10年の中で、自分たちが進んできた思いを曲に込めていただきました」と手応えを得ている。

 レコーディングは既に終わっており、今月末でジャニーズ事務所を退社する田口淳之介(30)を除いた亀梨、上田竜也(32)中丸雄一(32)が歌っている。