経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏(48)が経歴詐称を謝罪したラジオ番組のプロデューサーが、詐称発覚後のショーン氏の様子を明かした。

 ショーン氏は19日、出演を取りやめたJ-WAVE「MAKE IT 21」(土曜午後9時)の代替番組「THE MUSIC SPECIAL」の冒頭で、事前録音したメッセージで涙ながらに謝罪した。

 「MAKE IT 21」のプロデューサーは、21日放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」の取材に応じた。プロデューサーは、謝罪メッセージ収録時のショーン氏の様子を「見たこともないショーンがそこにはいました。ずっと謝り続けて、顔も上げられない。本当に憔悴(しょうすい)しきっていて、ずっと謝罪の言葉しかない。『ごめんなさい』っていうことと、『すみませんでした』というような、それをひたすら繰り返しているだけです。スタッフに対しても」と振り返る。プロデューサーは「追い詰められている印象。私は手を握ったり、肩を抱いたり、そういうふうに言葉をかけ続けた」と明かし、「なかなか顔も前を向かないというか、伏し目がちでいらっしゃいましたが、最後の力を振り絞って、番組のリスナーにメッセージを伝えようという気持ち、しっかり自分でコメントをださなきゃという気持ちは伝わってきました」と話した。またショーン氏がメディア復帰できる状況になれば、「戻ってきてほしい」と語った。

 「ビビット」MCのTOKIO国分太一(41)は、ショーン氏について「逆に忙しくなるんじゃないかなと思う。この番組の裏で出てましたけど、『ビビット』だったら出れる気がする」「キャラを変えて出てきたら。言ってる内容は素晴らしいので…」とコメントした。