女優の北川景子(29)が、今年に入ってからハードスケジュールが続き、弱気になっていたという日々を明かした。

 2016年を表す漢字を「充実した忙しい年になるように」との願いを込めて「忙」としていた北川だが、今年に入ってからの3カ月はまさにその通りの日々を送っていたという。

 7日に更新したブログで、2月から撮影を行っていたある作品をクランクアップしたことを報告。「年が明けてから黒い樹海と、今回の作品と二つの作品を立て続けに撮影し、気づけば4月になっていました」と、時が経つのも忘れるほど多忙を極めていたという。「毎朝4時5時に起きて撮影に向かい、夜帰宅し、台詞(せりふ)を叩き込み、寝る。今年はずっとそんな緊張感のあるサイクルでした」とその日々についてつづった。

 今回クランクアップした作品は“職業モノ”だったそうで、そのためにセリフが非常に多かったという。「台本を覚えたり練習する時間を取るか、睡眠を取るか、そんな駆け引きを毎日していく中で体力の衰えを感じる瞬間があり、作品中は自信を喪失したことが何度かありました。自分を過信していたのかもしれません。今年の残りのスケジュールを思い浮かべて、最後まで体力が持つか心配したり、働きたいのに体が言うことをきかない、そんな時がいつか来るのだろうか…と珍しく弱気になったりしておりました。(笑)」と当時の心境を振り返った。

 時間に余裕がなく、大好きな宝塚を観劇することも出来ずにいることを嘆いたが、早くも次の作品の準備に入るという。「お芝居から現場の空気作りに至るまで、悔いのないよう精一杯やっていきたいです」と意気込みをつづった。