演歌歌手小林幸子(62)が11日、都内で行われた「『カップヌードルリッチ』バカリッチな発表会」に出席し、同商品を大絶賛した。

 日清食品はカップヌードル発売45周年記念商品として、同商品のプレミアムタイプとなる「贅沢だしスッポンスープ味」と「贅沢とろみフカヒレスープ味」を今日から発売した。

 100人分サイズの2種類の「カップヌードルリッチ」を持った、高さ約8メートルのメガ幸子と共に登場した小林は「おいしいですよ。フカヒレの方は残ったスープに家にあったフランスパンをつけて食べて完食しました。ご飯を入れてもいいぐらいです。スッポンの方もしょうががきいていておいしい」と大絶賛。

 発表会の途中ではお笑い芸人、ビートきよし(66)も登場。きよしは「フカヒレの方を食べましたが、とろみがあって横浜の中華街に行った気分になりますね」とお気に入りの様子だった。

 また、カップヌードルの新CM「OBAKA’sUNIVERSITY」シリーズ第1弾が放送中止となった経緯について執行役員の鈴木均宣伝部長が報道陣の取材に対応した。鈴木宣伝部長はCMの放送取りやめについて、苦情の件数などは明かさず「インターネットや電話での苦情などを総合的に判断した結果」と話した。

 視聴者からの苦情が相次いでいたタレント矢口真里(33)の登場シーンについては「SNS等の発達によってたたかれることが多くなり、若者が萎縮して、“おりこうさん”になってしまっていると感じた。失敗から立ち上がることができるような若者に対するメッセージが送りたくて今回のような(CM)内容にした」と話した。今回放送を中止したCMの復活はなく、第2弾の放送時期は未定だという。

 中止されたCMはビートたけし(69)が出演する同シリーズの第1弾として3月30日から放送された「OBAKA’s大学に春が来た!」篇で、タレントの矢口真里(33)、作曲家の新垣隆氏(45)らが出演。矢口が「二兎(にと)を追う者は一兎も得ず」と熱弁を振るうなど、不倫騒動をネタにしたと思える内容だった。同社には視聴者から「不倫を擁護するような表現があるのはどうか」などの声が多数寄せられていた。

 同社は8日までに公式サイトに「ご不快を感じさせる表現がありましたことを、深くお詫び申し上げます」と記し、表現を変えたCMを検討するとしていた。