ケンドーコバヤシ(43)が23日、「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」でセクハラをさく裂させた。

 この日、出演した「Bros.マックスマン」の舞台あいさつに出席した。

 沖縄のリラックスした空気の中、スクリーン前に登場したケンコバは「司会のおっぱいの張りにビックリ」と、進行を務めた女性を、ちょいイジリ。そして写真撮影の段階になると、右手方面を向くようにという指示に反して、1人だけ左手方面へ。そして逆に左手方面を向く時には、1人だけ右手方面を見て、隣の女優内田理央(24)と顔をつきあわせるような形に。内田の顔を20センチの至近距離で“ガン見”して、深呼吸するように恍惚(こうこつ)とした表情を浮かべた。普段から、ちょいセクハラのネタが多い、ケンコバだけに内田も露骨に嫌がることも出来ず、苦笑いを浮かべるだけだった。

 ケンコバがセクハラまがいの危険を冒してまで、舞台あいさつを盛り上げたのは、この作品出演が念願だったから。昨年公開されたシリーズ前作の「Mr.マックスマン」に出演予定だったが、撮影前日にインフルエンザを発症して降板、なだぎ武(45)に代わった経緯があるからだ。ケンコバは「今回も急性胃腸炎になって、スケジュールを調整してもらいました。この作品は、呪われているんだと思います(笑い)。この作品では、人事部長役を演じているので、今後は人事部長とともに成長して行きたいと思っております」とボケた。

 テレビ局でADを務めながら、正義の味方のブラザーマックスマンに変身する主人公を演じる、主演の流星涼(23)は「新しいヒーロー像をつくれたと思います」。前作にも出演、今回はヒロインを演じた内田は「前回から比べると、スタッフの方も昇格して、私もヒロインに昇格できました(笑い)。ヒロインは、ヒーローの背中を愛で押します。コミカルで、みんなで応援したくなるブラザーマックスマンだと思うので、よろしくお願いします」と笑顔を見せた。