関ジャニ∞が27日、大阪市北区のカンテレ(関西テレビ)で、冠レギュラー「関ジャニ∞のジャニ勉」(水曜深夜0時25分)の収録を行い、同日夜放送分で節目10年目へ入る番組への思いを語った。

 この日、27日深夜放送分から10年目へ入り、放送回数もちょうど節目の450回。村上信五(34)は「カンテレさんもよう10年、辛抱してくれた。こうなったらカンテレがつぶれるまで続けたい」と感謝。渋谷すばる(34)は「10年ということは僕らも10個、年とった。もうあと10個年、とるまではやりたい」と、次の10年、20年目へ目を向けた。

 関ジャニ∞は02年結成。04年にCDデビューし、東京へも進出したが、大阪松竹座で定期公演するなど、地元関西への思いは深い。07年5月に同番組がスタートすると、渋谷、村上、横山裕(34)丸山隆平(32)安田章大(31)錦戸亮(31)大倉忠義(30)らメンバーは、体当たりロケや過酷な罰ゲームもいとわず、チャレンジ。7人は「バラエティーのイロハを勉強させてもらった」と語る。

 全国バラエティーで活躍する礎を築いたのが、この番組で、安田も「いい意味でスタッフがムチャぶりをしてくれるので、本当に勉強になる。もっと長寿番組にしたい」。丸山は「自由度100%。即興コント、物ボケとか、東京の番組ではないような企画も考えてくれて、ホームに帰ってきたような気持ちにさせてくれる」と話し、古巣では関西人の血が騒ぐようだ。

 10年目は通過点。まだまだグループとともに番組も成長させたいといい、今後の希望として、横山は「400回記念のとき、八丈島ロケの予定が台風で中止になったので、リベンジしたい」。大倉は「10年やってきて、やっと発言できるようになったので、もっとトーク力を磨きたい」と、自らのキャラクターを逆手にボケて笑わせた。

 26日には、全国7会場21公演を予定するツアー「関ジャニ∞リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ」(7月30日~9月28日)が発表されており、9月には沖縄公演も控える。沖縄では07年の47都道府県ツアー以来、9年ぶりの公演で、錦戸は「あのときも(同番組の)沖縄スペシャルがあったんで、今回も、沖縄から番組を届けたい」と話していた。