狂言師野村萬斎(50)主演映画「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」(金子修介監督)が29日、初日を迎え、東京・丸の内TOEI<1>で萬斎、関ジャニ∞安田章大(31)らが舞台あいさつを行った。

 残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情)を読み取る能力を持つ元漫才師が、元相方とある事件のなぞに迫る物語。エリート刑事役の安田は「すごく変態的な要素もある役どころはまずないので、家で一生懸命すね毛を剃ったりしました」と告白。現代劇初挑戦の萬斎も「かなり僕も危ない感じでスキャンニングしてましたけど」と便乗し、観客を笑わせた。ほか、杉咲花、すちんが出席。