NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合午前8時)の4月30日の平均視聴率が22・8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことが2日わかった。

 これで4月4日の放送開始から、4週連続全ての回で20%超えという絶好調を続けている。前作の今世紀最高の平均視聴率を記録した「あさが来た」でさえ、第1週などに10%台があった。

 4月30日の回は、常子は猛勉強の末、国史(日本史)はクラスで2番の好成績。級友は、となりの席の才媛・中田綾(阿部純子)の答案を見たのではないか、と言いがかりをつけるが、常子が中田に言われて猛勉強した「応仁の乱の関係人物」の回答について、常子は正解を記入したが、中田の答案には何も記入されていなかった。これで中田の答案を見たわけではないことが証明された。常子の不正を晴らすために、回答をあえて記入しなかったという親友・中田の“スゴ技”が際立った話だった。

 登場人物がそれぞれ生き生きとしており、開始から4週連続の20%超え。「とと姉ちゃん」は今後も絶好調は続きそうだ。