AKB48グループの熱心なファンとして知られる漫画家の小林よしのり氏(62)が「わしはもうヲタではない」と“ヲタ卒”を宣言した。

 小林氏は2013年9月に発売した自著「AKB48論」をもって「わしのAKBに関する一切の言論活動は終わる。来年の総選挙のときは、わしはライトな一ファンとして、メディアを通して見ることになろう」と、同グループと距離をおくことをブログで宣言していた。

 1日に更新したブログでは「わしがまたヲタになってると勘違いされそうだが、一般ファンとして見ているにすぎない」とあらためて同グループへの関わり方を明かした。

 とはいえ「インタビューが来ても応えられてしまうし、たまたまグループがテレビに映ったら、目を凝らして観察してしまうし、さらにまずいことに、NGTなど新しいグループの中の逸材が目に飛び込んで来てしまう」と、やはり興味や関心はなくならないようだが、「それがヲタだと言われたらしょうがないが、CDを膨大に買ってしまうような馬鹿はもうやめた」とした。

 「ということで、わしはもうヲタではない。嵌り過ぎの自分の馬鹿が客観的に見えるようになったから、今は一般ファンである」と断言した小林氏。推しメンである渡辺麻友が居る限りは同グループの“一般ファン”を続けるつもりのようだが、「まゆゆが卒業したら、さすがにわしも一般ファンすら卒業するかもしれない」とつづった。