香港の映画スター、ジャッキー・チェン(62)がプロデュースする韓国男性グループJJCC(ジェイジェイシーシー)が2日、東京・渋谷のテイチク本社で日本デビュー曲「今すぐに」の発売会見を行った。

 3月に韓国で発売した「オヌル ハンボン」の日本語バージョンで、さわやかなダンスナンバー。理想の彼氏であるメンバーが、日本のファンに会いに行くという思いを込めたという。グループは韓国人6人と中国人1人の構成だが、今回は韓国人メンバー6人でパフォーマンスする。

 リーダーのシンバは「自分たちの知名度を上げたい。そのためにも1度、曲を聴いて欲しい」とアピールした。

 ライバルは想定していない。「自分たちの道を、自分たちでやっていくだけです」と自信を見せた。

 まだ日本語を十分に話せないが、イコはジャッキの教えを胸に刻んでいるので心配はしていないという。「言葉の問題じゃないと言われています。自分たちがステージで楽しめば、ファンも楽しめる。ファンとアイコンタクトを取りながら楽しめとアドバイスを受けています」と明かした。

 ジャッキーは、秘蔵っ子のためにビデオメッセージと激励文を寄せた。ビデオでは「JJCCは、オーディションで多くの若者たちから選ばれた本当にすばらしい男の子たちです」と紹介。「一生懸命に努力をして、さらなる成長を目指します」と期待を込めた。激励文では「がんばって!」と日本語でエールを送った。

 ◆メンバーのひと言ずつあいさつ◆

 ▼シンバ 実写版ライオンキングです。

 ▼ジカ アンパンマンです。

 ▼サンチョン ツンデレ最高!

 ▼エディ マッチョなリードボーカルです。

 ▼ユル 照れ屋な美男子です。

 ▼イコ イケメンクリエーターです。

 この日から、新曲をPRするアドトラック(広告宣伝車)を走行させる。4日まで都内で、その後に名古屋と大阪を2日間ずつ走る。