佐藤健(27)主演映画「世界から猫が消えたなら」(永井聡監督)が14日、初日を迎え、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台あいさつが行われた。

 佐藤は6月で芸能生活10周年。「皆さんのおかげでここに立てています。結果的にこの映画が集大成になったのでは」と感慨深げな表情を見せた。

 奥田瑛二(66)は佐藤について「撮影で一緒に飲みに行きました。飲むぞ、この男は日本酒を。たくましいなと思いました」。永井監督は「クールな感じに見えるけど、等身大の気持ちのいい26歳の青年。スタッフは健君がいない時は、『たけるん』と呼んだりしていました。みんなから愛されていましたね」と褒めちぎり、宮崎あおい(30)も「いい子だと思います」とニッコリ。べた褒めの連続に、佐藤は「いい子ですよ!」と照れ笑いした。

 浜田岳(27)原田美枝子(57)も出席した。