第51回上方漫才大賞が14日、大阪市の梅田芸術劇場で開催され、オール阪神・巨人が大賞、銀シャリが奨励賞、コマンダンテが新人賞を受賞した。

 歴代最多4度目の大賞受賞となったオール巨人(64)は「まさか4度目の受賞となるとは思わなかった。昨年40周年を記念して8都市回ったのが評価されたのでは」と分析。オール阪神(59)は「これが最後の賞だと思っていたが、もう1回欲しい。もうちょっと頑張る」と意欲を燃やしていた。

 奨励賞を受賞した銀シャリの橋本直(35)は「ほっとした。気負わずできた」と披露した漫才に満足げ。「受賞して上方の漫才を背負いたかった」と受賞に対する熱い気持ちを語った。

 新人賞のコマンダンテの安田邦祐(32)は受賞者の名前を呼ばれたときパニックになったというが、授賞については「努力のたまもの」と自画自賛していた。