韓国5人組男性グループ「SHINee(シャイニー)」が19日、日本ツアー最終公演を東京ドームで行った。

 11年の日本デビューから憧れたステージに昨年初めて到達。今回は2年連続の夢舞台だった。

 最初のあいさつで、ミンホ(24)は「ただいま~。皆さんが待っていてくれた。ありがとう」と呼び掛け、リーダーのオンユ(26)も「本当に皆さんのおかげです」と続いた。

 ヒット曲「Everybody」では5人の激しいダンスとシャウトに、ファン5万人の大合唱が重なった。グループカラーの緑色ペンライトも揺れ、「3 2 1」ではファンが歌唱に合わせて一斉にジャンプ。ドームを揺らした。

 ソロコーナーではオンユがオペラの「Nessun Dorma」を独唱。「5年前の初ツアーで歌唱した曲。ドームという大きなステージで皆さんに聞いて欲しかった」と説明した。本編のラスト曲は「Picasso」。腰を妖艶にくねらせ、アンコールでは18日に発売されたばかりの新曲「君のせいで」を熱唱した。

 今ツアーは20公演で35万人を動員。デビュー5年目を迎えた節目で観客動員が合計100万人を突破した。

 3時間を超えたステージでは32曲を披露。5人のバラエティーに富んだ7パターンのファッションでもファンを大いに楽しませた。