俳優林遣都(25)が22日、都内で開かれたピース又吉直樹の芥川賞受賞作「火花」の初映像化となるNETFLIXオリジナルドラマ「火花」の試写会に登場した。1話約50分のドラマで全10話、530分の大作。この日は朝の10時から試写会が始まり午後8時ごろまで約9時間かけて上映された。

 主人公の若手芸人・徳永を演じた林は、相方・山下を演じたお笑いコンビ「井下好井」の好井まさお(32)と劇中で漫才を披露しているといい、若手芸人さながらに公園で練習して撮影に臨んだととい。林は「最高です。一生のパートナーです」と笑顔で振り返った。

 世界190の国と地域で同時配信されるといい、林は「世界の人がどう反応するか分かりませんが、まず、お笑いが間近にある日本の人に見てもらって、又吉さんが日本中に届けた感動と同じものを伝えたい」とあいさつした。

 イベントでは質問コーナーもあり、林のファンの女性が質問に立つと、ステージから降りて直接握手するサプライズもあった。

 この日は、他に波岡一喜(37)、とろサーモン村田秀亮(36)、広木隆一総監督も登壇した。