カンテレ(関西テレビ)の福井澄郎社長が25日、大阪市北区の同社で、決算社長会見を開き、同局「にじいろジーン」の休演が続くベッキー(32)の復帰時期について語った。

 福井社長は「ご存じのように番組は生き物。時々によってテーマも出演者も違いますので、社長として私が指示を出すことはございません。現場に任せております」と話し、復帰時期は現場に一任。つまり、復帰に反対する立場でもないとした。

 ベッキーは今月13日放送のTBS系「金曜日のスマイルたちへ」に出演。その後、不倫騒動は収束の気配を見せているが、この流れについて、収束と見るか否か、感想を求められると「当初からプライベートに口出しすることではないと申し上げてきました」と話すにとどまった。

 また、年明けに解散騒動で揺れたSMAPの「SMAP×SMAP」には「やはり風格、品格を持っている(番組だ)な、と思います」と感想を口にした。

 福井社長は、同番組が96年4月にスタートした当初、編成部長として番組に携わっており、立ち上げの主力スタッフでもあっただけに、思い入れは強く「(解散騒動で)番組の力がなくなっているとはまったく思いません。逆にこれから新しい境地を開いていくだろうなと思っております」と期待感を語った。