俳優高良健吾(28)が26日、大阪市内で行われたキリン「淡麗 極上〈生〉」近畿エリア限定CM発表会に出席した。高良はCMで共演した吉本新喜劇座長・辻本茂雄(51)、アキ(46)からボケとツッコミの洗礼を受け、CMのズッコケも披露した。

 学生時代に吉本新喜劇をテレビで見ていたという高良は次々に繰り出される辻本とアキのボケとツッコミに笑いをかみ殺した。辻本が「淡麗極上、生、おいしすぎてすいません」にアキが鼻声で持ちギャグ「いー、いー、よぉ~」と返答。会場の反応が悪いと、辻本が「きょうは“大人”が多いな~」とツッコミを入れながら、徐々に会場の雰囲気を和ませた。

 「淡麗」、「いー、いー、よぉ~」を連発する2人の掛け合いに下を向き、必死で笑いをこらえる高良に辻本から「はい、いっしょに!」の声が飛ぶと、高良はついに「いー、いー、よぉ~」。

 近畿エリア限定CMでは、都内で働く中間管理職のサラリーマン、「淡麗侍」を演じる高良が大阪に出張し、大阪商人の辻本、アキらとボケとツッコミを展開する。高良はCMで吉本新喜劇の定番「ズッコケ」シーンを披露。辻本のボケを聞き、背後の壁とともにズッコケる。

 CM発表会で高良は背後にあるプレートを見て「この“壁”どうでしょうか」とノリノリ。辻本から「ちょっと無理やな」と止められ、“実演”はお預けとなったが、両手を広げながら倒れそうになるズッコケポーズを見せた。

 辻本は「あんなズッコケは見たことがない。普通にコケるんじゃなく壁と一体になる。吉本新喜劇でもできたらおもしろい。100点満点」と絶賛した。高良は「プロテクターをしていたけど衝撃がすごかった」と振り返った。

 CMは27日から近畿2府4県で放送される。