二階堂ふみ(21)山崎賢人(21)がダブル主演した映画「オオカミ少女と黒王子」(広木隆一監督)の初日舞台あいさつが28日、東京・新宿ピカデリーで行われ、菜々緒(27)がクールなイメージと違わぬドSエピソードを明かした。

 劇中で弟役の山崎をビンタするなど、女王様的な部分がかいま見える役を演じた。壇上では「今日もドSでお送りしたいと思います」とあいさつし、会場を笑いに包んだ。

 作品PRのため出演した19日放送のフジテレビ系「VS嵐」では、TKO木下隆行を相手にビンタの場面を再現し、容赦ないフルスイングぶりが話題になっていた。「皆さんは私のビンタの破壊力は知ってると思う。今回お芝居でビンタをするのは初めてだったので」。司会から「お芝居では?」と突っ込まれると、笑いながら「お芝居では、です。ああ、ミスした」と苦笑し、「役者さん(山崎)相手では気が引けるので、マネジャーさんで練習させてもらい、OKが出ました」と続けた。

 ビンタの場面は、カメラ割りの関係で2回撮影した。菜々緒から2度もビンタを食らった山崎は「痛かった。気持ち…(いい)」と言いかけ「僕はドNです。ド『ノーマル』です」とドM説を否定した。

 ドSエピソードを告白するコーナーもあった。菜々緒は「私は第一線で活躍するにあたり、ヘアメークさん、スタッフさん、マネジャーもプロとしてしっかり仕事をしてほしい気持ちがある。仮にミスをした場合、強烈なデコピンを食らわせるおしおきが恒例です」と再び女王様エピソードを披露していた。